どうして日本は地震が多いの? プレートやマグニチュード、被害など知っていますか?

地震は何が起きているのでしょうか、どのように対応したらいいのでしょうか。

なぜ日本は地震が多いのですか?

 

地球の表面はプレートと呼ばれる板状の岩盤でおおわれています。地表は7つの大きなプレートといくつかの小さなプレートが組み合わされたものです。それぞれのプレートは1年に1cmから10cmの速さで異なった方向に動いています。
日本列島周辺は「ユーラシアプレート」「北米プレート」「太平洋プレート」「フィリピン海プレート」の4つのプレートが接し合い、互いにぶつかりあっています。世界中でもこれだけプレートが入り組んでいるところは珍しく、したがって地震が発生しやすい地域といえます。
日本は、世界の面積の1%にもならない国なのに、世界の約10%の地震が発生しています。体に感じない小さな地震まで入れると、いつもどこかで地震が起こっていることになります。

地震にはどんな種類がありますか?

地震には、地表近くの活断層による地震(例:1995年兵庫県南部地震)、プレート境界で起きる地震(例:1994年三陸はるか沖地震)、プレート内部破壊による地震(例:1994年北海道東方沖地震)、火山活動に伴う地震など、さまざまなタイプに分かれています。

マグニチュードと震度ってどう違うのですか?

地震計で計算する地震の規模を「マグニチュード」と言います。地震の大きさは、断層がずれる際に放出されるエネルギーの大きさで決まります。
一方地震が発生した時、ある場所での揺れの大きさを「震度」と言います。同じ地震でも地域が違うと震度が異なります。
日本では、揺れの大きさを10階級(0・1・2・3・4・5弱・5強・6弱・6強・7)に分けた気象庁震度階級が使用されています。マグニチュードと震度を電柱に例えると、電球の明るさを示す「ワット」がマグニチュードにあたり、電球からの位置で明るさが変わることが震度にあたります。どんなに明るい電球でも、近くで見るとまぶしく感じますが、遠く離れると暗く感じます。地震もマグニチュード7でも、距離によっては震度5であったり震度2や1であったりします。

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地震が起こると、どのような災害が起きますか?

震動(揺れ):
地震の揺れそのものにより、建物が倒壊したり、や橋・道路の損壊などが生じることがあります。
土砂災害:
地震をきっかけとして、がけ崩れなどの土砂災害が起こることがあります。
液状化:
地震の揺れにより地面が液体のようになることをいいます。建物が沈下したり、地中理設管などが破壊されたりします。
地震火災:
震動(揺れ)による、建物の倒壊や危険物などの落下などにより、同時に複数の地点で出火し、消火栓の使用不能、電話の不通などの状況が重なって、大火災が発生することがあります。

世界で一番大きな地震は何ですか?

地震の大きさはマグニチュードで測ります。しかし、普通使っているマグニチュード(M)は一般に大きな規模の地震になると、次第に規模の通りに大きくはならない性質(マグニチュードの飽和)があります。このような飽和をおこさない特殊なマグニチュードであるMw(モーメントマグニチュード)で測った記録によると、西暦1900年以降では、1960年5月22日に南米チリに発生した起こったMw9.5の地震です。この地震の震源域の長さは1,000kmにも及びました。また、津波が約1日かけて太平洋を挟んだ日本にも来襲し、大きな被害をもたらしました。

日本で一番大きな地震は何ですか?

モーメントマグニチュード(Mw)で比べると、1900年以降では、1933年3月3日に三陸沖に発生した「昭和三陸地震」(Mw8.4)です。この地震では津波による大きな被害が発生しました。

余震とは何ですか?

大きな地震(本震)が発生すると、直後から大きな地震が発生した場所付近で無数の小さな地震が発生します。これが余震です。余震は大きな地震の直後ほど発生数は多く、時間が経つにつれだんだんと減っていきますが、中には1ヶ月以上、あるいは数十年以上にわたって続くものもあります。
余震は、本震の時の断層運動によって生じた破壊が徐々に静まる過程で発生していると考えられています。

地震による強い揺れはどのくらい長く続くのですか?

地震による強い揺れが続く時間は、その地震の断層運動(岩盤がずれる動き)が継続する時間とほぼ同じです。日本付近で発生する地震による強い揺れは、長いものでも約1分間程度で、これはマグニチュード8クラスの地震によるものです。例えば兵庫県南部地震による強い揺れは15秒程度でした。

地震は怖いですね。日頃から気を付けて、対応策を考えておきましょう。

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