ため息はどうしてつくの?

ため息はどうしてつくの?

疲れたときやホッと安心したときにため息をつくことありませんか?

よく「幸せが逃げるからついちゃダメ」とかよく聞きますよね。

 

本当はため息にどうしてついてしまい、何か効果はあるのでしょうか。

そして果たして本当に幸せは逃げてしまうのでしょうか。

 

ため息がでる原因は?

ため息がでてしまうのは・・・

 

・不安や緊張を感じて、落ち着こうとしているとき

このようなときは情緒不安定になり呼吸が荒くなったり、筋肉が硬直状態になり呼吸も浅くなります。また自律神経の交感神経が優位に働いてしまっているので、副交感神経を優位にしようとしているのです。

 

・口呼吸の人

口呼吸の人は少し深い呼吸をするだけで「ため息をついた」と思われやすいです。確かに普通の呼吸でため息のように息を吐く人いますよね。

 

・癖になっている人

元々ため息を無意識でついてしまうので、自分では気づかないうちにストレスとは関係なく癖になっていることがあります。椅子に座った時やお風呂の湯船につかった時など、思わずため息が出てしまうのは癖になっている可能性が高いでしょう。

 

・酸素が足りない酸欠状態になっているとき

身体が酸欠状態になったり、呼吸が浅い状態が続くとより多くの酸素を取り入れようと呼吸が自然と深く長くなったり、ため息がでます。

 

ため息と自律神経の関係

人間の体は興奮したときに活発になる「交感神経」と、リラックスしたときに活発になる「副交感神経」のバランスにより自律神経を正常に保とうとしています。自律神経は脳からの指示がなくても呼吸や心拍、血流、内蔵の働き、体温調節といった体のさまざまな働きを24時間スムーズにいくようにコントロールする取りまとめ役のようなものです。

 

通常の生活サイクルの中で交感神経と副交感神経は一方が強まるともう片方が収まるというように、シーソーのようにバランスをとりながら働いています。1日の中で、日中は交感神経が優位になり、状況に応じて交感神経と副交感神経をスムーズに行き来するのが健全な状態です。

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ため息がふと出るのは、心配事や悩みを抱えているときがほとんどです。人間はストレス状態や緊張状態が続くと、体は筋肉が緊張して硬くなり、無意識のうちに呼吸が浅くなってしまいます。呼吸が浅くなると脳や血液中に新鮮な空気が不足し、酸素不足になり血行が悪くなったり、めまいや頭痛、集中力や記憶力の低下などさまざまな症状に繋がります。

 

ため息をつく前には通常の2倍ほども大きく息を吸わなければならないので、ため息をつくと自然と浅くなっていた呼吸が正常に戻り、脳に新鮮な空気が届くので副交感神経が働くようになるのです。

 

ため息の効果

1.リラックス効果

普段から猫背な人以外にも、何かしらの心理的ストレスが原因で人間は無意識に背中が丸まってしまいます。そういった場合、胸やお腹に負荷がかかり肺が圧迫され呼吸が浅くなります。それ以外でも仕事が忙しいときや、緊張して無駄に力が入っているときにも呼吸は浅くなっているのです。そんな時ため息をつくと緊張状態だった体をほぐす効果があります!

 

ため息をしたことで浅くなった呼吸を深い呼吸に変えることができます。その為、酸素がいきづらくなっていた部位にも酸素が送られるようになり、硬くなっていた筋力もほぐれて体はリラックス状態になるのです。

 

2.体を温めたり、血行の流れが良くなる

寒い季節になると凍えた手を少しでも温めるために息を吹きかける動作を見かけることがありますが、ため息にはそれと同じ効果が期待できるのです。ため息をすることで呼吸が深くなり体中に酸素がいきわたるので血液にも酸素がおくられ血液の循環が良くなります。すると血液の流れが良くなり体がポカポカと温まり、冷え性を解消する効果があります。冷え性の方や頭が働かないときは、こっそりため息をついてみるのも効果的です。

 

3.自律神経をコントロールして、前向きになる

先ほど説明したように、通常日中の活動的なときには交感神経が優先的に働き、夜のリラックスした状態では副交感神経が体の疲れを癒そうとしてくれます。しかしストレスがかかったり、心理的に不安を抱えたりすると、常に交感神経に偏ってしまいます。シーソーのようにバランスを取りながら働いているので交感神経が強く働くと、副交感神経の活動が衰えてしまい自律神経のバランスが悪い状態となります。自律神経が乱れると全身のだるさや多汗、肩こり、不眠などを引き起こします。ため息をつくことで交感神経への偏りを防ぎ、正しい自律神経のバランスを整えるようになります。自律神経の乱れは心にも影響があるので、バランスがよくなるとネガティブな感情を低下させ、前向きに気持ちを切り替える手助けもしてくれますよ。

 

まとめ

ため息がでる原因は?

ため息と自律神経の関係

ため息の効果

 

ため息は私たちの体に意外にもいい効果があるものだったんですね!

それでもため息を聞くと嫌な気持ちになる人もいると思うので、一人の時にため息をついたり、深呼吸して体に酸素をいきわたらせるようにしてきたいですね。

 

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